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AI (エー・アイ)という言葉が世に現れて、もうかれこれ20年くらいが経過したでしょうか。
AIとは『人工知能』のことで、「人間のような知能を持ったコンピューター」を指しています。
これの最大の特徴は、コンピュータが自ら学習して、自ら進化するところです。
そして、この『AI』を専門的に研究してきた企業が、「とんでもないシステム」を開発しました。
​そのシステムの名前は『Chat GPT』(チャット ジー ティー ピー)と言い、サンフランシスコの『Open AI 社』が生み出し、2022年11月にリリースしました。
これの正体は、パソコンやスマホで使える『ウェブサイト』の1ページです。
そして専門は「チャットボット」の分野なので、スマートスピーカーと呼ばれる『Siri』『OK Google』『アレクサ』などと同じような、対話型のチャットロボットです。
​ですが、その実力が・・・
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私は、amazon社の『アレクサ』が好きで、ヘビーユーザーでもあります。
​リクエストした曲を流してくれたり、時事ネタを訊ねたり、イベントの開催や歴史年表・計算など、なんでも瞬時に応えてくれる便利な「AI コンピュータ」です。
これに対して「チャット GPT」は、音楽は流してくれません。ですが「言葉が得意」なので、知恵をくれます。その返答内容は、これまでのモノと全く次元の違う崇高な言葉が返ってきます。
​そう、それはコンピュータではなく、まるで「超優秀な人物」のような・・・
もともとコンピュータには、人間の頭脳では太刀打ちできない「覚える」と「探す」という特技があります。もちろん「チャット GPT」も、これらは得意分野ですが、彼が更に進化させたのが「上手な言語の組み立て」で、あたかも人間が書いたかのような自然な言葉を打ち出してきます。
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下の画像が、パソコンで見る『チャットGPT』の画面です。
赤い線で囲んだ欄に、質問や知りたい事などを書き込みます。
​あとは、返事が来るのを待つだけです。
(アクセスの混雑状況により、待ち時間は10秒~3分など様々)
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​『宝塚市が発展するには?』と、問いかけてみました。すると・・・
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『宝塚市が発展するには?』

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宝塚市が発展するためには、以下のような取り組みが考えられます。

<1> 観光産業の振興 ――
宝塚市は、宝塚歌劇団をはじめとする多くの観光スポットがあります。これらの観光資源を活用し、宝塚市を訪れる人々が多くなるような魅力的な観光プランを提供することが重要です。

<2> 地域産業の振興 ――
宝塚市は、果樹栽培や農業が盛んな地域でもあります。これらの地域資源を活用し、地域産業を振興することで、地元の経済を活性化させることができます。

<3> 交通インフラの整備 ――
宝塚市は、阪急電鉄やJR福知山線が通る交通の要所でもあります。これらの交通インフラを活用し、都心へのアクセスを改善することで、ビジネスの拠点としての利用や、通勤通学の便利さを提供することができます。

<4> 教育の充実 ――
宝塚市は、多くの教育機関があります。これらの教育機関を充実させ、高度な専門知識を持った人材を育成することで、地元企業の技術力の向上や、新しい産業の誘致につながる可能性があります。

<5> 環境保全の推進 ――
宝塚市は、豊かな自然環境があります。この自然環境を保全し、持続可能な開発を推進することで、地域の魅力を高めることができます。

以上のような取り組みが実現されることで、宝塚市の発展につながる可能性があります。
・・と、このように、
ロボットが作った文章とは思えない、流暢な日本語で回答をくれます。
しかもこの内容は、そのまま宝塚市議会に持ち込んでも、充分に意義のある定義が打ち出されています。
​これは『Open AI社』が持つ、巨大コンピュータに蓄積された膨大な情報によるものです。
​それを、言語を得意とする「チャットGPT」が、見事な文章として提案してくれます。
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世界各国の言語を「翻訳」してくれます。
これまでにも、例えば「Google翻訳」などがありますが、その仕上がりの完成度の秀逸さは、比べ物にならず、プロの「翻訳家」が裸足で逃げ出す事態です。
また、『コンピュータ プログラミング』も言語の一種として捉えているようで、容易に変換してくれます。
どういう事かと言いますと、日本語で入力するだけで、コンピュータのプログラムに置き換えてしまいます。
現在、多くの「プログラマー」たちが、このチャットGPTを使って、簡単に楽して仕事をこなしています。

​ん? チョット待って、・・という事は、プログラマーとしての「仕事の依頼が激減するんじゃね?」
実は、この部分が、全ての人類に関わる大問題なのですが、それはまた後ほど・・
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『GAFAM』とは、IT企業の雄である5社 (Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft) の頭文字を取った呼び名ですが、3年ほど前までは『GAFA』の4社を取り上げていました。
過去に『Windows』で名を馳せた「Microsoft」でしたが、この数年は『GAFA』の勢いに押されていた感があります。では、どうして今になって『GAFAM』として「Microsoft」が名乗りを上げているのでしょう?
それは、現在の「Microsoft」の戦略に、デジタル業界が騒然としたからです。
それが『
チャットGPT』を取り込む事でした。
ナント、Microsoft社は、チャットGPTの開発企業である『Open AI社』に対して、日本円で1兆円もの巨額を投資をして、共にビジネス展開する事を決めました。
この事により、インターネットの世界の勢力図が大きく変わると予測されています。それほどまでに『チャットGPT』の性能は、ずば抜けているという証なのでしょう。
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チャットGPTの機能を考えると、真っ先に危機感を覚えたのが『Google社』です。
​これに付いては、後ほど詳しくお伝えします。
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『チャットGPT』は、瞬く間に世界中に広がりました。これには、もちろん「便利」というキーワードが欠かせません。ですが、もう1つ「驚くべき事実」が、この驚異的な普及拡大を生みました。
それは「無料」であること!
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【必要なもの】
■インターネットが出来る環境( パソコン・スマホ・タブレットPC など )

【ご利用までの作業】
■『 
Open AI 』のサイトを開く  https://openai.com/blog/chatgpt/
■アカウント作成(メールアドレス・パスワード 入力)     ・・・以上
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『Open AI』のページを開く

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​<注1> アクセスが集中していて、繋がりにくい状態です
  ※有料版なら瞬時アクセスでストレスなくご利用【20$/月】(約2,600円)
<注2> チャットGPTは、日々更新されているので、画面・設定など変化し続けています
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チャットGPTの実績を「チャットGPT」に訊いてみました。
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■自動応答システム     
■検索エンジン   
■医療文書の分析   

■金融市場の分析
■コミュニケーションアシスタント 

【自然言語生成】
 □記事・小説  □自然な詩
 □レビュー   □ニュース記事

【文章要旨】
 記事・報告書・書籍などの情報を迅速に把握

【言語翻訳】
 様々な言語間で翻訳
 ビジネス・教育・旅行で役立つ

【文書分類】
 大量の文書から関連する情報を見つける

【感情分析】
 文章から感情や態度を自動的に分析
 マーケティング・ソーシャルメディアの分析で役立つ
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スゴイね!「 チャット GPT 」
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実は、Google社も「チャットGPT」と同様の対話型人工知能『 Bard(バード)』を開発済みでした。
ところが、これを世に流すと「検索エンジン」が収入の主であるGoogleの本懐を揺るがす事になりかねない。
それを危惧して躊躇していたところに、突然『チャット GPT』がリリースされました!
「こりゃあ、いかん!」と慌てて、Googleも『 Bard 』を発表するこ事となりました。
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「Microsoft社」は、『チャットGPT』を取り入れた事を皮切りに、ハードウェア・アプリ・システム・ブラウザなど、多方面でのシェア獲得を目指しています。

さて、困ったのはGoogle社です。昨今では「ググる」という言葉が一般化するほど、検索機能の最大手となった『Google』でした。しかし、今回のMicrosoftの発表を聞き、Google社は幹部社員全員に『非常事態宣言』を発しました!
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今後、「Microsoft」と「Google」による、シェア獲得合戦は、ますます加熱して行くでしょう。
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現在の日本の「検索エンジン」の利用者数は、『Google検索』が92%を占めています。
​そこへ、Microsoftが自社の保有する検索エンジン『Bing』に『Chat GPT』を搭載し、
無料で提供することにより、シェアを大幅に獲得しようとしています。
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​ここまでの話では、「チャット GPT」が極めて進化した「言語コントロール」の持ち主とお伝えしてきました。ですが、世の中の AI 研究は革新的に進歩しており「絵画」や「デザイン」、「作曲」「演奏」といった部分もこなすようになってきました。
​更に「メタバース」「デジタル通貨」や「NFT」「DAO」といった、これまでに存在しえなかった物が、どんどんと世の中の仕組みを変えて行くでしょう。また、最近になって騒がれ出したのは「シンギュラリティの襲来が早まった」との見解です。(※シンギュラリティ=人類の知能をコンピュータが超越する事態)
​とはいえ、むやみに恐れていても仕方がありません。
ただ、「今に考える事」はとても重要で『チャットGPT』が得意とする分野に挑戦することは辞めた方が得策だと思います。言い換えますと、コンピュータが苦手とするビジネスの分野に舵を切る方が安全です。
​また、子育ての最中にいらっしゃる親御さんたちは、お子さんの進路に対して慎重にあるべきだと思います。自分が学生だった時代の常識は通じない時代です。これからの「価値観」を予測しながら人生の方向性を決めて欲しいと感じます。
​と、ココまで自分で書いた後に、「あれ? 『チャットGPT』なら、何と答えるのかな?」と思ったので、お聞きしてみました。次の通りです・・
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これからの時代に合っている職業は?

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これからの時代に合っている職業は、技術革新と人口の変化に対応できるものであり、以下のような特徴があると断言します。

​<1> デジタルスキルを必要とする職業 ――

人工知能、ロボット、ビッグデータ、クラウド計算、ブロックチェーンなどのテクノロジーに陥っている必要がある職業が増加しています。 需要が高く、報酬も高いです。

<2> クリエイティブな職業 ――

人工知能やロボットが仕事を奪っていく割り当て、人間のクリエイティブな能力はますます重要になっています。 映画製作、ゲーム開発、デザイン、マーケティング、広告など、アイデアや感性を必要とする職業は今後も求められるでしょう。

<3> グリーンジョブ ――

気候変動問題への対応が急務となっており、エネルギー効率の高い技術や再生エネルギーの開発に取り組む職業が注目を集めています。グリーンテクノロジー分野での環境保全活動や、エコロジー系のデザイン・プランニング・マネジメント、環境教育なども将来的に必要が増えるでしょう。

<4> ヘルスケア職業 ――

 越境、高齢化、人口増加などが原因で、世界中でヘルスケアの必要性が高まっています。医療従事者、看護師、医療機器の開発・製造・販売、医薬品の研究開発・販売など、様々な分野で需要が見込まれます。

これらの職業に共通するのは、変化に対応できる能力、自己学習能力、コミュニケーションスキルなどの基本的なスキルが重要であるということです。

​「断言します」って、言うてる~~
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​人類の文明は「便利な方」に向かって進歩させてきました。「昔は良かったなぁ」との思いも理解できますが、やはり「便利なもの」には勝てないでいます。もう「エアコン」無しでは日々の生活がツラいです。あれだけ拒んでいた「ややこしい機械」であったはずの『スマホ』も手放せません。
​今『チャットGPT』を手にした私たちは、これを駆使して「更なる豊かさ」へ向かい始めます。変化を恐れずに、お付き合いしてみましょう。昨日と違う自分や風景を楽しめる毎日がやってきます!
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そして『チャットGPT』を搭載した検索エンジン
Microsoft『Bing』が登場!

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